Nishika AI News Letter

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Nishika AI News Letter - Issue #24

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Nishika AI News Letter - Issue #24

Hiroyuki Matsuda
Sep 28, 2022
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Summary

AIによる画像生成がブームとなる中、画像生成のPrompt(生成のきっかけとなる文字列)を販売できるマーケットプレイスの存在には驚きました。これで生計が立てられるようなら、狙った画像をうまく生成できるPromptを作る、Prompt Engineerという職が成立するかもしれません。

記述式答案についてAIが採点し、AIに自信がないときだけ人間の手に委ねるのは、所謂Human-in-the-Loop(HTL)の事例です。といっても、HTLと仰々しく言わずとも、考えてみれば機械と人が協調する形で1つの作業を行なっている例は世に溢れており、AIと人が協調する形で問題解決にあたるのはむしろ基本形と言うべきかもしれません。(M)

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※本Letterに関する質問、取り上げて欲しいトピック、自社のAI導入の相談、何でも結構です

Application

Professional AI whisperers have launched a marketplace for DALL-E prompts

画像生成のPrompt(生成のきっかけとなる文字列)を販売できるマーケットプレイスPromptBase。Stable Diffusionなどを使って生成した画像を出品し、そのPromptを購入する。

これで生計を立てられるようなことがあれば、狙った画像をうまく生成できるPromptを作る、Prompt Engineerという職が成立しそうです。

Scanning students' rooms during remote tests is unconstitutional, judge rules

ブラウザの拡張機能であり、PCのマイクとカメラによる試験監督ソフトの使用が、学生の権利を侵害すると判断された。

人間の試験監督ならOK、機械ではNGという境界線がどこなのかどうか。

‘Predictive-Maintenance’ Tech Is Taking Off as Manufacturers Seek More Efficiency

生産現場での予知保全システムが活況。Siemensに買収されたSenseeye社は、ダウンタイムを20%減少させた実績あり。

Technology

記述式答案の採点AI、確信度を自己申告 人と協調

記述式の答案を自動採点する人工知能(AI)の品質を保証する手法を開発。AIが採点の自信を確信度として出力し、一定閾値を下回った場合にのみ人間が確認する。確信度はAIが学習した解答例と、実際の答案文面の類似度を使って算出。

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State of Data Science Report 2022

Anacondaが調査したデータサイエンスの現状に関するサーベイ結果。対象は133カ国、半数程度が米印英。

仕事の中で半分以上の時間がデータの準備、クレンジング、可視化に使われているのは驚きはないが、日本と他国の違いは気になる。

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